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エクソソームを利用した治療

その他 カスタム合成&修飾核酸(DNA, RNA)

エクソソームは人体の中の全ての細胞が分泌しており、人体の生理機能の維持に重要な役割を果たしています。そのため、細胞が異常な状態になると、分泌されるエクソソームも異常な状態になります。
その結果、これまで維持してきた人体の生理機能がおかしくなって、いわゆる疾患の発症や進展につながります。
この1)エクソソームが人体の生理機能の維持に重要であることと、2)異常なエクソソームによる疾患の発症・進展、の2点に着目した疾患の治療法が提示されています。エクソソームに注目した疾患の治療法には以下の2つが存在します。

1.エクソソームを利用した疾患の治療法
エクソソームによる人体の生理機能の中には、様々なものがあります。
そのためそれぞれの細胞が分泌するエクソソームには、それぞれ違った機能が備わっています。例えば、間葉系幹細胞と呼ばれる細胞のエクソソームには、ネプリライシンと呼ばれるアミロイドβを分解する酵素が存在しています。この間葉系幹細胞のエクソソームを使って神経細胞のアミロイドβを分解することに成功しています。また同じ間葉系幹細胞のエクソソームには、ダメージを負った臓器を回復させる、いわゆる再生をうながす機能も備わっていることがわかっています。
このように様々な細胞から分泌される、違った性質のエクソソームを用いて、疾患治療に役立てようとする研究が世界中で行われています。
その一方で、エクソソームを人工的に改変して、エクソソームの中に薬を入れて、疾患細胞に届けるという研究も行われています。抗がん剤や小分子RNAといった、疾患治療に効果のある薬剤を効率的に届ける方法として注目されており、実際に研究では、がんや神経疾患の治療に成功しています。

2.エクソソームの分泌を邪魔する治療法
がん細胞や異常が生じた神経細胞や免疫細胞などは、いわゆる異常なエクソソームを分泌します。
この異常なエクソソームが周りに存在している正常な細胞に入ることで、正常な細胞が異常な状態になり、いわゆる疾患状態になっていきます。
実際に、がん細胞のエクソソーム分泌を止めることによって、腫瘍の増大や、がんの転移が止まることが報告されています。
またがん細胞から分泌されたエクソソームは血液中を流れていますが、この血液中に存在するエクソソームを抗体で捕らえることによって、がんの転移が止まることもわかってきました。
このようにエクソソームの研究をすすめることで、エクソソームを用いた疾患治療や、エクソソームを標的にした疾患治療が進むことが期待されます。
これまで治療法のなかった疾患や治療が困難な疾患にもエクソソームは関わっていることが知られていますので、今後エクソソームに着目した疾患治療が実現するでしょう。

当社では、エクソソーム研究の最先端の技術をもとに
エクソソーム医薬品開発の共同研究および支援を行っております。
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エクソソームを利用した疾患診断

エクソソームを利用した疾患診断

近年、様々な細胞が分泌するエクソソームが新たなバイオマーカーとして注目されています。エクソソームは、mRNAやmicroRNA (miRNA)などの核酸や多様なタンパク質を内包して、われわれの体液中を循環しています。エクソソームを標的とした診断には、以下のような利点が考えられます。
1.血液、尿、唾液、髄液、母乳などの様々な体液中でエクソソームの存在は確認されており、組織を採取する生検と比較しても容易に診断時に採取が可能である。
2.エクソソームは細胞が能動的に分泌しているため、早期の疾患であっても疾患に関連する細胞はエクソソームを分泌しており、早期診断へ利用可能である。
3.由来する細胞によって異なる分子をエクソソームに内包していることが示されており、疾患ごとに特異的なエクソソームの存在が考えられる。

以上の利点から、疾患特異的なエクソソームを体液中から検出することで新たな早期診断法の開発が世界中で行われています。
特に、がんは早期に発見できれば、治療可能な疾患であるため、エクソソームを利用した早期診断法の開発やバイオマーカーの探索が盛んに行われています。

エクソソームを利用した疾患診断

このような診断法の開発に必要な項目は、(1)どの体液から、(2)どのような特異的分子を、(3)どのような方法で検出するか、です。
(1)に関しては比較的侵襲性が低い血液などが、用いられていますが、中には非侵襲である尿なども用いられることがあります。体液によってエクソソームの精製方法や取り扱いが異なるため、知識や技術が必要になります。
(2)に関して、現在、世界中から各疾患に対する特異的なエクソソーム内包分子が報告されていますが、同じ疾患に対しても異なる分子が有用であると報告されることも多々あります。このような結果が生まれる背景として、特異的分子をハンティングする際に、エクソソームの回収方法の違いや、網羅的解析方法の違いによる可能性が考えられるため、しっかりとした知識、技術が必要です。

(3)は、(2)で得られた分子が有望であっても、臨床応用を想定した際に求められこととして、それらエクソソーム分子を簡便かつ、迅速に、検出でき、かつ多検体を処理できる、ということが重要となるため、エクソソームに内包される分子の検出法の開発は重要視されています。
体液中に存在するエクソソームを診断へ利用する道筋までは見えてきました。
採血や採尿で、疾病状態を含む生体内の多くの情報を引き出せる日も近いでしょう。

当社では、エクソソーム研究の最先端の技術をもとに
エクソソーム診断薬開発の共同研究および支援を行っております。
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エクソソームを利用した化粧品・健康食品開発

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