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会社案内 Company

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テオリアサイエンスの事業は、エクソソームに関連する実験講習の実施、研究用試薬の販売、受託研究、
および外部研究機関との共同研究による診断薬・医薬品の研究開発を中心に展開します。

当社の事業展開

Expansion.1 エクソソーム調製の実験講習

エクソソームの認知度の高まりにともない、細胞培養上清や血液検体からエクソソームを調製し様々な研究に使う必要性が増しています。
一方で、エクソソーム調製実験は経験者がほとんどいないのが現状で、調製法を教えてほしいという要望も多くなっています。
テオリアサイエンスでは、このようなリクエストにお応えすべく、国立がん研究センターとの共同研究でこれまで培ったノウハウに基づいたエクソソーム調製法を実習の形でお伝えします。
公的研究機関はもとより、企業の研究者を対象に各々の要望に臨機応変にお応えする形で講習を実施します。
そのことにより、日本におけるエクソソーム研究の底上げとスキルアップに貢献するとともに、エクソソーム実験法の標準化に寄与することを目指します。

Expansion.2 エクソソーム関連の研究用試薬の販売

Expansion.2 エクソソーム関連の研究用試薬の販売

これまでの世界におけるエクソソーム研究において、エクソソームは超遠心法によって調製される場合がほとんどであり、超遠心法がエクソソーム調製法のゴールデンスタンダードとなっています。
テオリアサイエンスでは、各種のがん細胞株の培養上清からこの超遠心法により調製したエクソソームを提供します。
それらの中には、国立がん研究センターでこれまで見出された、脳血液関門を緩める活性を有するエクソソームなど、特定の活性を確認したエクソソームも含まれます。また、研究者がご指定される細胞株の培養上清からのエクソソームの受託精製も行います。

エクソソームの基礎研究を行う際、細胞からのエクソソーム分泌を抑えることによって、注目するエクソソームの機能解析ができる場合があります。
テオリアサイエンスではこのような研究に使える、エクソソームの分泌抑制活性を有するsiRNAを販売します。
その他、様々なエクソソーム関連マイクロRNAやユーザーの要望に応じたsiRNAの配列デザインおよび合成を受託します。
研究用試薬は代理店を通じて販売しております。

Expansion.3 エクソソーム関連の受託研究

上記のエクソソーム関連試薬を用いた実験を受託研究として実施します。
ご指定された、あるいは持ち込んでいただいた細胞株や検体からのエクソソーム調製。
さらに、その調製したエクソソームを用いたプロテオミクスあるいはマイクロアレイ解析。
また、自社販売しておりますエクソスクリーン試薬を用いたエクソソーム定量を行います。
独自のアルゴリズムによるsiRNAのカスタム合成およびmiRNA合成を行います。

Expansion.4 エクソソームに基づく体外診断用医薬品の研究開発

Expansion.4 エクソソームに基づく体外診断用医薬品の研究開発

テオリアサイエンスでは、大腸がん患者さんの血液5㎕に含まれるがん細胞由来のエクソソームを検出する技術である“エクソスクリーン法”を開発し、特許出願と商標登録を行っています。
この方法は、超遠心法などでエクソソームを精製することなく、また、一般的なELISA法のような時間のかかる洗浄工程も不要な測定法で、短時間で検体中に存在する特定のエクソソームを定量することができます。
様々な疾患に対応したエクソスクリーン用試薬を、当面は研究用試薬として提供します。
この方法によるエクソソーム測定の臨床研究が進み、測定法の臨床的意義が今後さらに高まることが期待されます。

国内の大学医学部や臨床研究機関と共同でエクソスクリーンに搭載できる新たなバイオマーカーを探索することにより、測定系のバリデーションと測定の臨床的意義の確認を進めます。
その中から、First in class, Best in classの診断薬候補を見出し、診断薬メーカーと共同で、世界初のエクソソームによる体外診断用医薬品として薬事承認、保険収載を目指します。

Expansion.5 エクソソームに基づく医療用医薬品の研究開発

エクソソームは本来細胞間の情報伝達役として受け手の細胞内にマイクロRNAを注入する機能を持っています。
この性質を利用して、核酸医薬品などのドラッグ・デリバリー・システム(DDS)に応用できる可能性があります。
テオリアサイエンスはDDSに用いるエクソソームを産生させる細胞の構築、封入する核酸配列のデザイン、DDS研究用エクソソームの大量調製を医薬品メーカーからの受託研究や共同研究を通して実施します。
がんなどの病態組織からは疾患特異的なエクソソームが分泌され、病気の進行に寄与していると考えられています。
そのようなエクソソームの機能解析を医薬品メーカーと共同で実施し、その機能を抑制するメカニズムを明らかにすることにより、新規医薬品のスクリーニング系を構築します。

エクソソームに関する各種共同研究、
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【定休日】土曜日、日曜日、祝日

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当社のミッション

最先端のエクソソーム研究から、健康を導く手法を見出す会社を目指す。

達成に向けた活動内容

●未然に防ぐ・・・予防薬開発。
●早期に発見する・・・早期診断薬開発。
●早期に治療する・・・早期治療薬開発。
●今の不可能を将来の可能へ・・・難病の診断薬、治療薬開発へ果敢に挑む。

技術背景

エクソソームとは

エクソソームとは

エクソソームは、単細胞生物から高等生物までの生体を構成する細胞から分泌される、直径30~200nmほどの脂質二重膜に包まれた顆粒です。
ウイルスほどのその小さな顆粒は体のほとんどすべての細胞で産生・分泌されて、ヒトでは血液や尿の他、母乳、唾液、涙などのあらゆる体液中に含まれています。
以前は、エクソソームは細胞中の老廃物を封入して細胞外に廃棄するためのゴミ袋のように思われていたのですが、2007年にLotvall博士らがその内部にマイクロRNAと呼ばれる核酸が含まれることを発見し、2010年に国立がん研究センターの小坂氏らがそのマイクロRNAがエクソソームを受け取った細胞の中に取り込まれて機能することを明らかにしてから、急速に研究者の注目を集めるようになりました。
単なるゴミ袋ではなく、細胞間の情報伝達という生理機能を持つことは、その表面や内部に含まれる分子を研究することにより、新たな生理機能や病気との関係の解明に繋がると期待されるからです。

エクソソームによる医薬品開発

エクソソームはまた、がん細胞など病気の細胞からも分泌され、正常な細胞から分泌されたエクソソームと同様に血液中に流し出されます。
当社が発足当時より共同研究を続けている国立がん研究センターでは、がん細胞から分泌されたエクソソームががん細胞の増殖や転移を促す役割を担っているという事実を明らかにしてきました。
したがって、がん患者さんの血液の中に含まれるがん細胞由来のエクソソームを高感度に検出する技術を開発することによって、がんの存在や転移についての超早期診断を実現することが期待されます。
しかも、現在臨床現場で行われているがんの病理検査は、がん組織目掛けて太い注射針をお腹に刺すという患者さんには大きな苦痛を伴う生検が主な方法ですが、血液中のエクソソームの検出は通常の血液検査と同様の低侵襲的な方法で実施が可能となります。
治療薬については、がんに固有のエクソソームに含まれるマイクロRNAや蛋白質の機能を妨げることにより、がんの増殖や転移を抑える薬の開発も可能であり、これまでとは全く異なる新たなコンセプトに基づく創薬も期待されます。

簡便、高感度なエクソソーム定量法「エクソスクリーン」

簡便、高感度なエクソソーム定量法「エクソスクリーン」

エクソスクリーンとは、原理的にはAlphaLISA(パーキンエルマー社製)と呼ばれる測定系をエクソソーム測定に応用したものです。この系では680nmの励起光により飛び出す一重項酸素の最大飛距離が200nmで、それがエクソソームの最大直径にほぼ一致することを利用しています。
エクソスクリーンでは、まずすべてのエクソソームの表面に存在する抗原であるCD9などに対する抗体をアクセプター・ビーズに結合させます。
さらに、がん細胞が分泌するエクソソームの表面に存在すると考えられるがん特異抗原に対する抗体をビオチン化修飾し、ストレプトアビジンが結合したドナー・ビーズに結合させます。
こうして、CD9とがん特異抗原の双方を表面に持っているエクソソームにこれら2種のビーズが近付いた際に発せられる光を検出することにより、がんに由来するエクソソームを定量することができます。

エクソスクリーンでは、ビーズを含む反応液に血液検体を添加するだけで測定が可能ですので、一般的な測定法であるELISA法に比べて検査は極めて簡便です。
表にエクソソーム測定におけるエクソスクリーン法とELISA法の性能比較を示します。
このように、エクソスクリーン法はELISA法に比べ明らかに優れた性能を有しています。
当社はエクソスクリーン法を特許出願(国際公開番号:WO2013/094307 A1)すると同時に、「エクソスクリーン」の商標登録も行っています。

エクソスクリーンとELISAの性能比較
吉岡他、Nature Commun. 5, 3591(2014)より

  エクソスクリーン法 ELISA法
反応時間 1.5~3時間 3~6時間+プレートへの抗体結合時間
反応工程 2 5以上
洗浄
スループット
検体量 5μL以下 50~200μL
抗体量
ダイナミックレンジ 1,000~10,000 100
測定範囲 3ケタ 2ケタ
感度
プレート・フォーマット 96穴、384穴 96穴

会社概要

会社名 テオリアサイエンス株式会社
代表 水谷 隆之
取締役 落谷 孝広
所在地 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-13-12-1204
電話番号 03-5829-476003-5829-4760
設立 2012年5月
資本金 2,463万円

アクセス

東京メトロ丸ノ内線 『淡路町駅』 徒歩4分
都営新宿線 『小川町駅』 徒歩4分
東京メトロ千代田線 『新御茶ノ水駅』 徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線, 半蔵門線, 千代田線, 東西線『大手町駅』 徒歩5分
JR山手線 『神田駅』 徒歩5分
東京メトロ銀座線『神田駅』徒歩8分